ロスタイムの誘惑

新しい架空郵便第九のシステムができるまでは、記事の投稿をお休みする予定だったのだが、
ちょいと見過ごせないお知らせが出てきたのでロスタイム扱いで書いてしまおう。

先日の記事でご紹介した人形作家のBeroさんが、
新作を携えてご来店してくれた。

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前回とちょっと違った表情の2作品。
手足の微妙なバランスが見所。
右の子は裏返してみるとちょっとしたドラマがあるのだが、
それは実際に見てのお楽しみ。

この2作品は、次の日曜日(29日)の夜まで架空ストアに展示中。
残念ながらまだ非売品なのだけど、来るべき新作ラッシュに備えて、
予習のつもりでぜひご覧になってもらいたい。
ただし、土曜日(28日)が臨時休業なので要注意!

ついでなので今日の架空ストアの様子を…

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いろいろとてこずってしまって、今日の開店はだいぶ遅れた。
ご迷惑をおかけしていたら本当にスマナイ。
次回来店時に恨み言をぶつけて欲しい。


本日発売。うん、これは素晴らしいアルバム。
しばらくはこればかり聴くことになるだろう。

では、今度こそ終了。
次のステージでお会いしましょう。

「流血仮面展」最終日スタート

最終日です。高円寺は晴天なり。

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写真は裏にも表にも

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やあ、TOMATO KID ジュニア

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このへんは今日確実に売れていきます。

連休の締めくくりにどうぞ。
TOMATO KID氏もお待ちしてます。


イントロの英会話が、高校の英語の授業を思い出す几帳面さ。
古き良き明るい農村のロックンロール。

そういえば、流血仮面は一応ヒーローものであるから、
ヒーローものと言えば、gongをかけなくてはなるまいと思っていたのだが、
自宅から持ってくるのを忘れ続けて結局最終日になってしまった。
ヒーロー並び立たずということかも知れない。

サブシステムで動く街

今日は普通の日ではなかったようだ。

朝は近所で大きな火事があって、痛ましい被害が出た。
ニュースなどでも大きく取り上げられていたので、ご存知の方も多いはずだ。
何だかそのあたりから、いつもと違う歯車が回っていたように思う。
司令部の機能しなくなった艦船が、それぞれの現場の判断だけで動いているような感じ。
生きていると、時々そういう日がある。

TOMATO KID氏は正装でやって来た。
「流血仮面展」のためではなく、ご友人の結婚披露パーティーのためだ。
靴だけが正装に合わなくて別の靴を買うべきか悩んでいる、と言うので見てみると、
確かに全く合わない靴だった。
実はこれは、僕が見る夢の中でよくあるシチュエーション。
こうして書いてみても、何だかたわいのない「夢」の話のようだ。
現実だけど、何だかちょっとピントがずれている。

75歳のお客様が、マスクを被ってポーズを取る。
それを同年代の奥様が見て笑う。

夕方にはずいぶん大勢のお客様もいらした。
ある程度の人数が店に入ると、店は店として機能しなくなる。
現実の最後のよりどころまで失った感触。

ここでちょっとした事件があった。
ただし、何者かの悪意があるものではない。

誤解のないように、丁寧に説明したい。

要は「架空ストアは狭いから、団体のお客さんが長居するとほかのお客さんに迷惑がかかる。」ということだ。正確を期すならば、「団体の」は「二人以上の」という意味になる。

もちろん大勢のお客さんが来てくれるのは嬉しいことなので、
昨日のお客さんたちにも、感謝こそあれ、文句や苦情を言うつもりは全くない。
(言うつもりであれば、その場で言っている。)
むしろ、感謝の言葉を言い足りないくらいだ。
だから、すいませんとかごめんなさいとかは決して言わないでもらいたい。
そういうのは絶対に嫌だ。

今回のことを問題だと感じてもらえるなら、
「次は違うやり方を考えよう」と思ってくれればそれで問題ない。

基本的には、店内の作品を眺めたり選んだりする分には、
どれだけ長居してもらっても構わない。店だからね。それは当然。
友達と世間話に花を咲かせる段階になったら、近くの喫茶店に行くことをオススメする。
(高円寺には良い店がたくさんあるから、いくらでも紹介しますよ。)

こういったことは今日が初めてというわけではないが、
今日のは特にわかりやすい状況で起こったから、
その場にいた皆さんにはわかってもらえたのではないかと思う。
だから「ちょうど良かった」という気もしている。

雨が降ったり止んだり。
マスク写真を外に出したり戻したり。
店内は終始むわっとしていた。

夜になってちょっと熱が出て、ぼんやりしていると、
自転車のライトが壊れて、そのままでは帰れなくなった。
さらにぼんやりとしていたら、身内がちょっとした交通事故を起こした。
そこでようやく日が変わる。

新しい一日だ、などとはとても思えない深夜の道を、
キャンプ用の懐中電灯をぶら下げた自転車で帰る。
寒いのに風はぬるかった。

帰宅して猫にエサをやる。
猫はいつも通り。

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さて、この架空郵便第九は、23日で一区切りとして、
数日後に新しいスタイルで再開したいと思っている。

とりあえず終了までにあと1~2回は、「流血仮面展」最終日の様子などをお届けする予定。
お付き合い下さい。


40年前のアルバム。僕はまだ生まれてない。
1968~1969年というのはとにかく密度の濃い時代だったようだ。
その密度の濃さに押し出されるようにして、僕は生まれたのだと思いたい。


途中からこちらに。
75歳のマスクマンが登場したあたりからかな。

外堀を埋める快感

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「流血仮面展」が1ヶ月続く間、ほかの作家さんたちはどうしていたのかと言うと、
お休みをいただいていたわけではもちろんなくて、流血しそうなくらい続々と新作品が登場していた。
気がつけば、流血仮面展以外の部分でも店内には大きな変化が起きている。

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まず、入り口付近の棚の全景

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一段目、zumBeispielさんは定位置。右はFuUSENKAカバン。

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二段目、モカさんの新作やら星月夜会さんそしてneoSeeDさん

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またzumBeispielさん、空色ハチミツさん、ことり日和さん

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こちらは岩里さんのきのこ妖怪を中心に…

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ryucaさん集めました

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あきよさんの布ぽち袋。和風の机か?いや、タンブラーもある。マトリョーシカもいる。

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架空ストアTシャツとFuUSENKAカバン

これ以外にも、teracocoぬいぐるみが君臨する棚もあり。
気がつけば、ずいぶん充実したラインナップ。
展示スペースに制限のある個展中の方が、展示方法をいろいろ工夫するので、
見た目もよくなるような気がする。


このへんのソフトマシーンは、もはや初期の頃とは全くの別物なので夢中にはならない。
でも、聴いていて退屈ということはない。
この歴史をリアルタイムで体験してみたかったなあと思ったりする。

お客さんとTOMATO KID氏が楽しい話を始めたあたりで、
ちょっとダークな曲に差し掛かってしまったので、CDを変えた。


どうしてこのCDを買ったのかさっぱり憶えていない。
New OrderのBizzrre Love Triangleをカバーしているからだったか。
ボーカルのアンジー・ハートがかなり好きなタイプだったからか。

経理とPOPと草むしり

ひたすら雑用を片付けて、商品のPOPを大量に書く。
毎日少しずつやっておけば簡単なのについつい溜め込んでしまうのは、
経理とPOPと自宅の庭の草むしりだ。

経理をこなすと「ああ会社だな」と思うし、
POPをこなすと「ああ店主だな」と思うし、
草むしりをすると「ああ休日の夫だな」と思う。
それらをつなぎ合わせているのは何だろう?

「流血仮面展」が残り4日となって、TOMATO KIDさんの知人・友人のご来店が増えた。
さながら同窓会の様相で、聞こえてくる会話の行間や了解が面白い。

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既にお気づきの方もいらっしゃるかと思うが、
架空ストアは11月28日(土)に臨時のお休みをいただく。
店長のごく個人的な法事とライブのためだ。

法事では、ずいぶん前に亡くなった祖母の梅酒を親族一同に分け与えるということで、
梅酒のビンに貼ってあった祖母直筆のラベルをスキャナで取り込んで、
汚れを除去して、欠けたところを補って、小分けのボトルに貼るラベルを作ったりした。
祖母の字を生前に見たことがあっただろうか?
あったはずなのだけど、全く覚えていない。
意外なくらいにしっかりとした勢いのある筆跡だった。

12月15日~17日にもお休みをいただく。
こちらは「社員旅行」ということになっている。
四国の松山周辺に飛ぶはずだ。


曇り空が似合う。
M1「the cutter」は、雲を切り裂く名曲だけど、
切り裂かれた雲の向こうに見える太陽は、
やはりぼんやりとしているのだ。

口をキッと結んでマスクの横で

すごいマスクが到着。

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明らかにかっこいい。にじみでるかっこよさ。

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かっこよさの原因は横に。

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レトロインクは暗黒サイド。

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ストアバードもバッチリ赤黒赤黒

このマスクは商品ではなく、なんと!TOMATO KIDさんからいただきました。
TOMATO KIDさん太っ腹!ありがとう!

現在、TOMATO KIDさんはマスクのオーダーメイドを受付けていますが、
その見本として店内に飾らせていただきます。
みんな、こういうマスクが作ってもらえるよ。価格は15,000円から。絶対に安い。

マスクが日常生活に必要かどうかというと、もちろん必要なわけがなくて、
むしろ必要だったりしたら困るくらいなんだけど、
マスクを持っている人生と持っていない人生だったら、持っている人生の方が圧倒的にかっこいい。
それは一度でもマスクを被ってみればわかるはず。

友人や家族にマスクを被せると、今までと違った一面が見えてくることもあって、
そういう意味でも、手元に一枚は置いておきたい。
もちろんそれがお気に入りのデザインのマスクであれば、なお良いだろう。
虎のマスクを発注して、年賀状に間に合わせるなんてのも良いね。
今からじゃ間に合わないか。絶対間に合わないよ。でも気にするな。

TOMATO KID FACTORYの「流血仮面展」は、来週の月曜日まで。
残り日数は少ないけれど、無理をしても来る価値はあり。

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ここで話は数日前にさかのぼりまして…
お向かいの「アリスと豆の木」さんが、これまたかっこいい作家さんを紹介してくれました。
まずは作品をご覧アレ。

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口をキッと結んだ僕ら

架空ストアのストライクゾーン的には文句なしのど真ん中ストレート。素晴らしい。
今あらためて写真を見ても、ほれぼれします。
これがただの人形ではなくて、実は首から提げるポシェットでもあり、
だけど物を入れるポケットは一切なかったり…と一筋縄ではいきません。
右の子達は足ですが、手もあるそうです。見たい。

この作家さんの作品は、いずれ架空ストアで取扱を開始できる見込みです。
詳しく決まりましたら、あらためてお知らせいたします。
作家さんの名前は、公開して良いかどうか確認し忘れたので、それもまた後日。
どうぞお楽しみに。

TOMATO KIDさんのマスク写真でコンテストをやる企画が決まったのですが、
今日は長くなり過ぎましたので、詳細はまた明日に。


バリトンサックスばかり11人もいるバンド。
バンド名と音がピッタリと一致していてぶれない。最高。
これもamazonですごい価格に。早めに買っておいて良かった。

ナカニシミエ版予告編

商品名は「架空ストアカレンダー2010」のつもりだったのだが、
デザインを進めているうちに、何となく「retro-ink calendar 2010」の方が落ち着きが良くなってきて、
結局そちらが正式な商品名になりそうな気配だ。
「架空ストアを英訳するとretro-ink」なんです…というゴリ押しを繰り出す手もあるか。

そういえば、ゴリ押しの「ゴリ」はゴリラの「ゴリ」ではないらしい。
「目白押し」の「目白」は鳥のメジロなのにね。
やはり、「ゴリ」と「ゴリラ」の差は大きいという事か。
ずいぶん昔の話になるけれど、
「ゴリさん」と呼ばれていた知人を「ゴリラさん」と呼んだら怒られたことを思い出したよ。
みんな、気をつけろ。

ナカニシミエ版のイラストがうわっと届いたので、
その一部をダイジェストでお送りしたい。
ただし、傑作イラストのほんの一部を僕が勝手に切り貼りしたものなので、
実際のイラストとは、ちょっと違う部分があることをあらかじめお断りする。

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どこかで見かけたような顔がいる?
きみが踏み込んだ路地裏でどんな顔を見たかなんて僕は知らないな。

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久しぶりにかけたけど、架空ストアの定番CDの一つ。
店の雰囲気を作るのは、曲調とか歌詞とか以上に、
音そのものだということがよく分かる。

銀色マスク

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週末に登場した新作。いかした銀色。

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右側にある絵本に気付くのは、マスクへの興奮が落ち着いた後。
落ち着かないまま帰ってしまう人もいるけど。

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何の店ですか?と問われる。存在自体が問われる時代の波だ。

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オーダーメイドも受付中。卒業記念に。


月曜日は普段あまりかけないようなのをかける。
いかにもメタル好きそうなギタリストがメタルっぽい音を出し、
酒タバコをやらず毎朝早起きしてジョギングするけど変態趣味なボーカリストが縦横無尽に暴れて、
キーボードが過剰なくらいに壮大な和音で盛りたてて…
当時ミクスチャーが流行っていたけれど、ここまで本当にゴチャゴチャだったバンドは少なかったと思う。

逃げた猫のことなど考えながら

猫に逃げられたわけじゃないけど、「逃げた猫」について考えていた。
猫本人に「逃げた」という自覚があるかどうかはわからないから、
こちらが猫を見失うかどうかが決め手だ。
つまり、こちらの世界を狭くすれば、「逃げた猫」は増える。
全ての猫を「逃げた猫」にすることだってできるかも知れない。


邦題は「夜ごとに太る女のために」そのまんま。
ピリリと皮肉の効いた暖かみ。
それが脂肪を増やすのか減らすのかはわかりません。