9月末の閑話休題

架空ストアは東京都三鷹市にあります。
吉祥寺駅が最寄り駅なので武蔵野市だと勘違いされることが多いのですが三鷹市です。駅と井の頭公園の周辺は境界線が入り組んでまして、地元の人ですら、「あれ?」と思うようなことがよくあります。

吉祥寺駅のお隣、三鷹駅の北側は武蔵野市で、
武蔵野市役所の最寄り駅は三鷹駅です。
井の頭公園は、動物園(本園)とその近辺は武蔵野市ですが、
池のまわりとかジブリのあたりは三鷹市になります。

ジブリ美術館が三鷹にできたのは2001年のことです。
当時、僕は吉祥寺に住んでいて、会社を辞めて悩めるフリーターだったので、ジブリのバイト(契約社員だったかも)の面接に行ったことがありました。
もちろん不採用でしたが、その通知と一緒にジブリ美術館のワッペンのようなものをいただきました。
おお、さすがジブリ!と、そんな小さなことにずいぶん感激したのを憶えています。若いって良いですね。
いや、11年前だから、そんなに若くもないですが。
そのワッペンはその後の引越しであっさり無くしてしまいましたが、当時住んでいた建物はまだあります。
架空ストアから歩いて5分くらいのところです。
綺麗だけど、すごく狭い部屋で、後に会社を作るきっかけになる「冬のガリレオ」というウェブコンテンツをそこで作りました。
窓の外はクリスマスと正月でした。雪が降ったかどうかは憶えていません。

そんな話はどうでも良くて、いまや三鷹と言えばジブリというくらいになっていて、
三鷹の公式キャラクター「ポキ」もジブリです。市内のあちこちで見られます。
ナンバープレートなんかもあるようです。

三鷹市の南には調布市があって、僕の自宅は調布市にあります。
架空ストアの建物があまりにアパートっぽいせいか、「ここに住んでるんですか?」と言われることが多いのですが、違います。
屋根裏に猫が隠してあるわけでも、売り場の真ん中で寝ているわけでもなくて、ちゃんと毎晩、自転車で自宅に帰っています。
「レトロインクの古参社員」として知る人ぞ知る猫たちは、調布の自宅で日がな一日ゴロゴロしています。

調布市と言えば、御年90歳水木しげる先生の水木プロがあります。ゲゲゲです。
鳥取県境港市の水木しげるロードの方が全国的には有名だと思いますが、調布もなかなかどうして頑張っています。
深大寺門前の鬼太郎茶屋とかね。小さい店ですが楽しい場所です。
調布市の世帯に配られる暮らしの便利帳のデザインも、鬼太郎だったりします。
これは、調布市以外に住む鬼太郎ファンにうらやましがられたりするのかも知れません。

調布市の暮らしの便利帳

調布市の暮らしの便利帳

僕が住みかとして今の場所を選んだのは、JAXAや天文台や飛行場や蕎麦屋や植物園が近いというのが主な理由で、
調布市と鬼太郎の関係は引っ越してから知ったのですが、
年齢的にも、ジブリで育ったという世代ではなくて、鬼太郎の方に並々ならぬ郷愁を感じる方なので、
いつの間にか鬼太郎がそばにいたことは、とても嬉しく思っています。

そんな鬼太郎の住む調布市から、ジブリの三鷹市に出勤すると言うのが、僕は結構気に入っています。
今現在において、より「妖怪」なのは、どっちだろうかと思ったりもします。
架空ストアで、妖怪関連の作品をお預かりすることが近年だいぶ増えましたが、
水木しげる先生の功績と影響を強く感じる作品が少なくないです。
ジブリの影響を感じる作品というのは、妖怪に限らず今のところほとんど無いですね。
これが意味するところは何だろう、と思ったりもします。

海外からジブリを目指してきた方が、そのまま足を伸ばして調布で鬼太郎を…ということは今はあまり無さそうなのですが、いずれそういうルートが実現すると面白いでしょうね。
架空ストアとしても何かできることがありそうだなあと、最近何となく考えてます。

架空ストアで取り扱う妖怪作品はこちらです。
妖怪づくし

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