フリーペーパー架空非行第9号「桜の森の満開の下」をリリース

フリーペーパー架空非行第9号をリリースしました。

第9号のテーマは「桜の森の満開の下」です。ご存知の方も多いと思いますが、坂口安吾の作品名を借りてみました。借りたからにはさっさと返さなくてはなりませんが、安吾先生が「返せ!」と言うまでは借りっぱなしでも良いかと思います。うっかり顔を合わせてしまっても、将棋の話でごまかせばきっと何とかなるでしょう。

リードライターはわたりさえこさんです。閻魔様と鬼たちの豪快な笑いが目と耳に残る快作が届きました。今後見事な桜の木に出会うたびに、彼らの宴を思い浮かべてしまうのではないでしょうか。なお、架空ストアでお預かりしている3作品の内容もさることながら、ブログの文章が非常に風通しが良く端正で、更新を楽しみにしてしまうくらいでしたので、今回思い切ってお願いしてみてご快諾いただけたのは本当に嬉しかったです。

ゲストは五十嵐彪太さん松岡永子さん氷砂糖さん奇まぐれ屋さん葉原あきよさんの5人です。それにくわえて安吾先生の「桜の森の満開の下」から一部を引用しています。作中で一番好きな個所…ではなく二番目に好きな個所を引用しました。一番好きな個所がどこか?という話を、いつか誰かとしたいと思ってます。前回誰かとそういう話をしたのは20年くらい前です。どういう内容の話だったかはもう忘れてしまいました。多分、話したということ行為自体が大切だったのでしょう。

試し読みは5本です。マンガなど、文章もの以外ばかりを選んでみました。桜吹雪の後の静寂を疑似体験するのにふさわしい試みになったのではないかと自画自賛してます。文章以外の試し読みはもっと早くやってみたかったことではあるのですが、第9号にしてようやく実現です。ずいぶん時間がかかったものです。

 

架空ストア実店舗店頭での配布および、通販時の同封で入手できます。4月末まで。ダウンロードでの提供もありますよ。

続きまして5月1日発行予定の第10号のテーマは「山猫から聞いた話」です。
坂口安吾の次は、やや宮澤賢治方面へ向いたでしょうか。リードライターは猫春さんです。山猫がやってきて話をしてくれると良いのですが、ひょっとすると対馬や西表あたりまで出かけていって話を聞かなくてはならないかも知れません。どうか無事に帰ってきてください。

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