フリーペーパー架空非行第10号「山猫から聞いた話」をリリースしました

一日遅れの報告となりまして恐縮ですが、フリーペーパー架空非行第10号をリリースしました。

第10号のテーマは「山猫から聞いた話」です。どことなく宮沢賢治を思い起こすテーマではありますが、そちらへ進もうとするとたちまち道に迷い、ならば別の道だとピクニックへ繰り出せば、「果たして山猫は何を話したのか?」というお弁当にたどり着く前に、「え?話すの?山猫と?」という現代人として当たり前の戸惑いが立ちはだかり、さらには「山猫って家猫と何が違うの?」という不安に足をとられ、とりとめもなく話がそれてしまいがちなテーマでもあります。

リードライターは猫春さんです。山猫でも家猫でも無いはずですが、そのあたりをきちんと確認してみたことはありませんので、今回の作品で正体の尻尾くらいはつかめるのではないかと期待しています。山猫のいる世界がスルリとすべりこんでくるスリリングな呼吸の快作ですね。

ゲストは葉原あきよさん松岡永子さん萩野翔太さん五十嵐彪太さんの4人+αです。+αの部分で試行錯誤はあったのですが、この順番にしよう…というのはわりとすぐに決まりました。皆さんの腕をかいくぐって山猫がのらりくらりと駆けて行くような流れを感じていただけたら幸いです。

試し読みは5本です。わりと新しめの作品からちょっと懐かしい作品まで、幅広いラインナップになりました。空に関係する作品ばかりになったのは、怖いくらいの偶然です。これを必然であると言い張ってみたらどうなるか、しばらく考えてみたことはここだけの秘密です。

 

架空ストア実店舗店頭での配布および、通販時の同封で入手できます。5月末まで。ダウンロードでの提供もありますよ。

続きまして6月1日発行予定の第11号のテーマは「デイジー・チェインソー」です。
いきなり突拍子もないテーマが登場した感がありますが、リードライターは木村ことりさんです。愛らしさと凶暴さの同居する言葉の響きをどのように料理していただけるか、どうぞご期待ください。

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